このような考えで安易に取引していませんか?
これは一生勝てない負け組の考え方ですよ。
そもそも勝率を確かめずに実践するなどバイナリーオプションではすぐに退場処分。
勝ち組と負け組の差は「バックテストで勝率を確かめているのか?」にあるんです。
今回の記事では、バイナリーオプションで勝ち組になるために必要なバックテストについて詳しく説明していきます。
投資には必須!バックテストの基本を理解しよう!
こんな質問をする時点で負け組です。
バイナリーオプションでバックテストをおこなわずに取引するなど、縄を付けずにバンジージャンプをするようなもの。
確実に退場処分。
実際に取引をおこなうまでの順番ができていないからこそ勝てないのです。
しかしこれは仕方ありません。
問題は最近のネット社会にあり、「バイナリーオプションは誰でも簡単に取引できる!」、「投資初心者だけどバイナリーオプションで大金を稼いだ!」、このような言葉が散見しています。
と錯覚する条件が整い過ぎてしまいました。
今日から変わるときです。
まずは投資をおこなう上での考え方の基本をしっかりと身に付け、勝ち組になるためにもバイナリーオプションにおけるバックテストの重要性を理解しましょう。
ズバりバックテストとは、「過去のデータから取引手法やツールの勝率がどのくらいあるかを確認する」ことです。
「えっ?それだけ?」と思われる人もいるかもしれませんが、これはとても重要なポイントになります。
次から説明するバイナリーオプションにおけるバックテストの必要性で詳しく理解していきましょう。
バックテストをおこなう必要性について
あなたがバイナリーオプションに求めるものは何ですか?
もしこのような考えでいるのならバックテストは必要ありません。
と考えるのであれば勝率にこだわる必要があります。
そして自分自身の勝率を確認するためにバックテストが重要となるのです。
相場の特徴を理解する
相場にはいくつかの特徴があります。
それぞれの相場の特徴を知ることで戦略の立て方が大きく変わることを覚えておきましょう。
通貨ごとに値動きが違う
多くのチャートを見ていると、値動きが違うことはハッキリと分かるはず。
その国の通貨の安定性や信頼性などから通貨ペアごとに値動きがまばらです。
この値動きが違う通貨に対し、バイナリーオプションにおいて同じ手法で太刀打ちすることはできません。
市場ごとに値動きが違う
市場への参加者や資金の量も違うため、「日本市場」、「欧州市場」、「ニューヨーク市場」ごとに値動きが違うことが分かります。
時間帯で違う値動きをする通貨に対し、同じ手法で取引していては負けを増やすだけになります。
上昇トレンドと下降トレンドの値動きは違う
上昇トレンドのときは緩やかに上がり、下降トレンドは急激に下がる傾向が見受けられるのは有名な話です。
これは人の心理から落ちるのを怖がる、だから早くそこから逃げたいという思いが働き、下降し始めるとすぐに決済する投資家が増えるために起きるのです。
その特徴から下降トレンドにしか参加しない投資家もいるほど。
このような状況で、上昇時と下降時に同じ手法を利用していてはすぐに破産するでしょう。
相場に合わせた戦略を立てることが重要
相場はその時々によって変わります。
それなのにサイトに記載されている「勝率〇〇%で100万円」という言葉を鵜呑みにしてもよいのでしょうか?
相場の特徴からバックテストの重要性も見えてきます。
必要な勝率を求めるために
次にバイナリーオプションで利益を得るためにはどのくらいの勝率があれば良いのかを考えていきましょう。
「損益分離勝率」同じ掛け金、同じペイアウト率を利用したとき、この数値を上回れば利益になるというポイントを求めます。
計算式は次の通り、自分の普段利用する掛け金とペイアウト率を当てはめてみましょう。
中学生の問題みたいになっていますが、例えば「掛け金1,000円、ペイアウト率1.8倍」の場合で計算します。
計算結果は「X=55.555」、つまり最低でも56%以上の勝率があれば利益を得られるということが分かるのです。
もし56%の勝率がある手法で、上記の条件からバイナリーオプションを100回おこなうと800円の利益になります。
「えっ?たったの800円?」と思われるかもしれませんがこの考え方がとても重要。
バイナリーオプションにおいて負け組になる人は、すぐに利益を得ようと安易な考えを抱いています。
投資で大切なのは資金が尽きて退場しないこと。
まず自分にどれぐらいの勝率があればプラスになるのかを確認することが重要になるのです。
損益分離勝率を算出したらバックテストで手法の分析をおこない、本当にその数値がこの手法にあるのかを確認します。
過去の勝率の重要性
その点を確認するために1時間で10回取引、「6回勝てた!良し!勝率60%だから大丈夫!」と安易に考えるのは残念ながら負け組です。
ここで「たった10回の確認で60%と判断するのは危険」と考られるところが勝ち組と負け組の差になります。
となりますよね?
だからこそバックテストによる過去のデータから分析をおこなうのです。
過去の豊富なデータから自分が使用する手法やツールの勝率を算出、どれだけ信頼できるかを導き出します。
「何万回にも及ぶ結果から導き出された勝率は信頼性が高くなる!」
だからこそバイナリーオプションではバックテストが必要不可欠なのです。
バイナリーオプションで取引をおこなうまで
実際にバイナリーオプションで資金を用意して取引をおこなうまでの道のりは次の通り。
それでは詳しく見ていきましょう。
バイナリーオプションで取引するための手法を考える
投資初心者ならば、サイトから色々な取引方法を見つけるか、自分自身でさまざまなインジケーターを組み合わせ、これが良さそうと思える手法を見つけます。
バックテストをおこない手法の勝率を確認する
バックテストにより最低限の勝率が算出できれば次のステップに移り、もし予想以上に勝率が低ければ新たな手法を探します。
デモ口座、目視で実際の勝率を確かめる
過去の取引が今の相場に合うのかというとそうとは限りません。
為替の世界は目まぐるしく変化しています。
市場に参加している人数も変わり、世界情勢も変化、さらにはAIなどを利用した取引もおこなわれます。
そこでデモ口座を利用しながら、その手法が今の相場環境に適合しているのか最終チェック。
もし取引業者がデモ口座に対応していない場合はMT4で目視の確認でも構いません。
実際のバイナリーオプション口座を使って取引を開始する
デモ口座での勝率が良ければようやく取引開始です。
そう考えれば冷静に取引できるに違いありません。
負け組の特徴は、手法自体が他人任せ、自分で納得していないのに使用する点、それによりルールが曖昧になり最終的に退場となるのです。
バックテストをおこなうには?バックテストの取り方を紹介!
バイナリーオプションにおけるバックテストの重要性を理解できたところで、バックテストの取り方について説明していきたいと思います。
バックテストにはさまざまな取り方があるので自分に適した方法を選んでください。
目視でおこなう
目視での確認は初心者向けの方法。
MT4の過去チャートを見ながらチェックしていきます。
自分が使う手法の条件が合致した年月日と曜日、時間に対し勝ち負けを付けていく方法です。
時間がかかるかもしれませんが、投資初心者は相場の流れを勉強できるメリットがあります。
バックテスト代行業者に外注する
バイナリーオプションにおけるバックテストを代行している人たちもいます。
時間が無く、どのようにバックテストを取れば良いのか分からない人にはおすすめ。
ただし外注をおこなう際、念入りな打ち合わせは必須です。
しっかり説明しなければ相手にも手法が伝わりません。
そのためバイナリーオプションを始めたばかりの人には、説明することに対しハードルが少し高いようにも感じます。
ですが恥ずかしがっていても仕方ありません。
こちらはお金を支払う消費者なのですから、相手に伝わるまで話し合いをおこない、その上で外注するようにしましょう。
バックテスト専用のツールを購入する
バイナリーオプションのバックテストをおこなうためのツールを販売している業者も存在します。
購入すれば何度も自分で利用できるためお得かもしれません。
ただし本当に使えるツールなのか口コミなどでよく調べてから購入することが大切。
使えないツールを買ってしまえば単なるお金の無駄遣いです。
慎重に選んで購入するようにしましょう。
バックテストを取るためのコードを自力で勉強する
コードを自力で勉強するのは上級者向けの考え方。
将来的には必ず役立ちますが相当な労力が必要になります。
ですがコードをマスターしてしまえば、それこそバイナリーオプションにおけるバックテスト技術を販売できる立場になれるかもしれません。
システム開発などに携わっていた人ならコードの勉強を選択肢に入れても良いかと思いますが、まずは別の方法からバックテストをおこなうことをおすすめします。
バイナリーオプションで勝ち組になるために
バイナリーオプションで勝ち組になるために必要なのは手法だけではありません。
この手法なら利益を出せるという確信も必要なのです。
「自分の手法にどれだけの勝率があるのか?」
バックテストをおこなっていない安易な手法は負ける確率が高いことを分かっていただけたと思います。
バイナリーオプションでバックテストをおこなうのは「投資で勝つため」、「ギャンブル取引しないため」だということを頭の片隅にでも入れておきましょう。
ぜひバックテストを利用してバイナリーオプションで勝ち組になってください。