バイナリーオプションでトレードしている人の多くが利用しているボリンジャーバンド。
レンジ相場の±2σ、±3σタッチでエントリーといった手法をよく聞きます。
ボリンジャーバンドはバイナリーオプション初心者の人でも利用しやすいインジケーターであることは間違いないと思いますが、一番怖いのはバンドウォークに呑まれてしまうこと。
マーチンで追いかけながらエントリーなんてしていたらあっという間に資金が底をついてしまいます。
むやみに±2σ、±3σタッチでエントリーしてはいけないんですよ。
そこで今回紹介するバイナリーオプションの攻略法は、ボリンジャーバンドを使ったトレンドに逆らわない逆張り手法。
この手法は継続的に安定して勝つことができるため、すぐにでも取り入れてもらいたいですね。
またトレンドを苦手としている人にもぜひ見ていただきたいです。
それではさっそくボリンジャーバンドを使った逆張り手法を見ていきましょう。
バイナリーオプションで勝ちたいならトレンドに逆らうな!
まず大前提としてバイナリーオプションで勝ちたいならトレンドに逆らってはいけません。
相場の流れに乗ること。
これが最重要であると覚えておいてください。
そもそも相場が上昇トレンドにも関わらずLOWエントリー(下降トレンドならHIGHエントリー)を仕掛けるのは自殺行為そのもの。
少しでも優位性を保ってエントリーするのなら「上昇トレンド=HIGHエントリー」、「下降トレンド=LOWエントリー」は鉄則。
「上昇トレンド、下降トレンド中の一時的な反発を狙って逆張りでエントリーしよう!」
こんな考えは今すぐ捨ててください。
ボリンジャーバンドを使った逆張り手法を完全マスター
それではボリンジャーバンドを使った逆張り手法について解説していきます。
先に重要事項からお伝えすると、ボリンジャーバンドを使った逆張り手法は「順張りの逆張り」になります。
使うのはトレンドラインとボリンジャーバンドの2つ。
この2つを使うことで継続的に安定して勝つことができるようになるんです。
トレンドラインの使い方
まずトレンドラインを使って上昇トレンドなのか下降トレンドなのかを明確にします。
こちらの画像をご覧ください。
このような場合ばHIGHエントリーの一択。
また下記画像の場合はLOWエントリーの一択となります。
トレンドラインを使ってどの方向にエントリーするか目線を固定させましょう。
ボリンジャーバンドの使い方
次にボリンジャーバンドです。
ボリンジャーバンドは±3σしか使いません。
設定方法は既にご存知かも知れませんが、MT4上部にある「挿入」から「インジケーター」にカーソルを合わせ「トレンド」、「ボリンジャーバンド」と進んでください。
これでボリンジャーバンドの設定は完了です。
それでは下記よりエントリーポイントの解説をおこなっていきます。
エントリーポイントの解説
それではエントリーポイントの解説をしていきます。
上記による解説からトレンド方向に沿ったボリンジャーバンド±3σタッチでエントリーすることは予想できると思いますがポイントがあります。
上昇トレンド、下降トレンド別に見ていきましょう。
ちなみにエントリー時間はハイローオーストラリア15分取引の10分です。
上昇トレンド
まず上昇トレンドの場合から説明します。
こちらの画像をご覧ください。
上昇トレンドの一部を拡大したものですが、このような場合、ボリンジャーバンド-3σにタッチしたローソク足が陰線で終わったときのみHIGHエントリーをしてください。
相場を大きい目線で見れば上昇トレンド中ですよね?
ということは上に向かう力が強いということです。
そこにボリンジャーバンドの特徴であるバンド内におさまる(戻る)性質を利用して逆張り(順張りの逆張り)を仕掛けていきます。
このように上昇トレンド中の-3σタッチはローソク足が反発する傾向が強いです。
下降トレンド
次に下降トレンドですが、上昇トレンドの逆で考えてください。
こちらの画像をご覧ください。
下降トレンドの一部を拡大したものですが、このような場合、ボリンジャーバンド3σにタッチしたローソク足が陽線で終わったときのみLOWエントリーをしてください。
相場を大きい目線で見れば下降トレンド中なので下に向かう力が強いということです。
先程もお伝えしましたが、ボリンジャーバンドの特徴であるバンド内におさまる(戻る)性質を利用して逆張り(順張りの逆張り)を仕掛けていきます。
やはり下降トレンド中の3σタッチもローソク足が反発する傾向が強いです。
エントリーの際に気をつけるべき注意点とは?
この手法を使う場合の注意点は次の2つ。
- ローソク足の実体よりヒゲの方が長い場合はエントリーを見送る
- 上昇トレンド:陽線、下降トレンド:陰線でエントリーをしない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ローソク足の実体よりヒゲの方が長い場合はエントリーを見送る
ローソク足の実体よりヒゲの方が長い場合はエントリーを見送った方が勝率が上がります。
この点については人それぞれになってしまうのですが、実体よりヒゲが長くなってしまうと反発する力が弱くなってしまうので、エントリー根拠を高めるならヒゲよりも実体が長い場合に絞った方がよいかと思います。
例として下降トレンド中のボリンジャーバンド3σタッチの画像を添付します。
回数を求めるか勝率を求めるか、この点を十分に考慮した上でエントリーしてください。
上昇トレンド:陽線、下降トレンド:陰線でエントリーをしない
次のような場合はエントリーを控えるようにしてください。
画像は下降トレンド中のボリンジャーバンド3σタッチ(陰線)です。
補足説明:上昇トレンドの場合は逆で考えてください。
下降トレンド中のボリンジャーバンド3σタッチ(陰線)が出現するとまだ上に進む可能性があります。
滅多に出現することはありませんが、この点に関しては十分に注意しながら取引してください。
ワンポイントアドバイス!より勝率を上げたいなら一目均衡表を使おう
より勝率を上げたい人にワンポイントアドバイス。
トレンド発生時のレンジ相場を見極めるには一目均衡表が便利です。
設定方法はMT4上部にある「挿入」から「インジケーター」にカーソルを合わせ「トレンド」、「一目均衡表」と進んでください。
使うのは基準線と雲(上昇、下降)のみ。
設定はデフォルトで構いません。
一目均衡表で見るポイントは基準線に傾きがないか?、ローソク足が雲の近くにあるか?の2つ。
ローソク足が雲の近くにあって基準線が横向きの場合はトレンド発生時のレンジ相場になります。
このポイントで±3σタッチしたら迷わずエントリーしましょう。
ボリンジャーバンドでバイナリーオプションを完全攻略
以上がボリンジャーバンドを使った逆張り手法になります。
如何でしたでしょうか?
ボリンジャーバンド±3σタッチを利用するためチャンスは多くないですが、一つのエントリー基準としてはとても効果的です。
まだ自分のトレードスタイルが確立されていない人はこの手法をぜひ取り入れてみてください。