エントリーしたからといって自分の思い描いてる方向にレートが動くとは限りません。
値動きがエントリー方向に対して逆行してしまう。
このようなケースは為替の世界では日常茶飯事です。
ですがもし為替レートの反発するポイントが分かれば、バイナリーオプションでの勝率を今より上げることが可能ですよね?
値動きが反発するポイントで逆張りを仕掛ければ高い勝率を上げることができます。
「反発するポイントなんて事前に分かるわけないじゃん!」
と思っている人が非常に多いですが、実はあるインジケーターを活用することで、反発ポイントや損切ラインを大まかに把握することができます。
そのインジケーターこそ、OANDA社(以下オアンダ)が提供する「オープンオーダー」。
今回はオープンオーダーを使いながら、反発ポイントや損切りラインを把握した上でエントリーをおこなう方法について紹介します。
オープンオーダーを活用すれば、反発ポイントや損切りが起きやすいラインを予測しやすくなります。
バイナリーオプションで勝つことができない人は、今のトレードスタイルに「オープンオーダー」を組み合わせるとよいでしょう。
面白いように反発ポイントや損切りが起きやすいラインを見抜くことができますよ。
OANDA社の提供するオープンオーダーとは?
オアンダは1996年にカナダで設立されたFX会社です。
現在では、日本、カナダ、アメリカ、シンガポール、イギリス、香港、オーストラリア、インドに拠点を構え、世界に展開しているグローバルカンパニー。
オアンダ社を利用しているトレーダーは世界で100万人以上います。
相場には日本人だけでなく、アメリカ人やイギリス人など世界中の人々も参加しており、その全トレーダー達が利益を求め日々トレードしています。
また為替取引はロンドン市場やニューヨーク市場を中心に取引量が多くなるため、日本人の売買行動だけを見ていてはデータとして不十分です。
バイナリーオプションで利益を出すには勝率が重要となりますが、その勝率を上げるためにもオープンオーダーが非常に効果的な働きをしてくれます。
今回紹介するオアンダ社のオープンオーダーとは、オアンダ社を利用している世界中のトレーダーが、「この値段になったら買いたい・売りたい」という指値・逆指値をグラフ化したものになります。
このグラフを活用することで、オアンダ社を利用している世界中のトレーダーの注文量を把握することができるのです。
それではオープンオーダーについて詳しく見ていきましょう。
このグラフでは、現在のレートが緑の線で表示されており、指値の売り買いや逆指値の売り買いが可視化されています。
具体的に説明していきましょう。
上記グラフの「①指値売り」をご覧ください。
こちらでは、「この価格になったら売りたい」という指値売りのボリュームが可視化されています。
オレンジのグラフが見えると思います。
114,115円でボリュームが大きくなっていることが分かりますよね。
このボリュームが大きいほどその価格帯で売りたい人達が多いということです。
つまり相場ではレジスタンスラインと呼ばれる抵抗帯になりやすいことを意味しています。
同様に「④指値買い」をご覧ください。
ここでは、「この価格になれば買いたい」という指値買いの注文の量が可視化されています。
相場ではサポートラインと呼ばれる支持帯になりやすいことを意味しています。
では②、③はどのような意味を持つのでしょうか?
「②逆指値買い」をご覧ください。
「価格が上昇したのに買いたい人なんているの?」と不思議に思いませんか?
実は、ここの注文は損切りを意味していることが多いです。
ショートエントリー(売り)を仕掛けた人達の損切り注文です。
同様に「③逆指値売り」では、ロングエントリー(買い)を仕掛けた人達の損切り注文を表しています。
これらの特徴を捉え、相場でのレジスタンスラインやサポートラインを把握することで、反発ポイントや損切りラインを見抜くことができるのです。
オープンオーダーの凄さが理解できたでしょうか?
バイナリーオプションを攻略する為にも、オープンオーダーを活用したエントリーポイントについて理解していきましょう。
オープンオーダーを使ったエントリー方法
では実際にオープンオーダーを活用したエントリー方法を紹介していきます。
バイナリーオプションでは反発ポイントを見抜くことが非常に重要です。
そこで今回は、オープンオーダーを活用したエントリー方法を2つ紹介します。
指値注文を把握してレジサポラインを見抜く逆張り手法
1つ目は、「指値注文を把握してレジサポラインを見抜く逆張り手法」です。
①と④では、現在のレートから反発しやすい価格を表示しています。
特にボリュームが多い価格帯はレジスタンスラインやサポートラインとして機能しやすいです。
その価格帯までレートが動けば逆張りエントリーでの反発を狙います。
これがオープンオーダーを活用したエントリー方法の1つ目です。
逆指値注文を把握して価格が加速するラインを見抜く順張り手法
2つ目は、「逆指値注文を把握して価格が加速するラインを見抜く順張り手法」です。
②と③では、トレーダーの損切り注文が溜まっています。
②と③で特にボリュームがある価格帯では損切りが多発し、価格が加速的に値動きします。
それを狙って順張りエントリーする方法が2つ目です。
オープンオーダーを活用したエントリー方法の注意点
オープンオーダーを活用したエントリー方法の注意点としては、特にボリュームが多い価格帯に絞ってトレードをおこなうことです。
ボリュームの少ない価格帯では取引を控えた方がよいでしょう。
ボリュームが少ないということは、相場に与える影響が小さいことを意味します。
ボリュームが小さい価格帯では取引を控え、特にボリュームがある価格帯でのみトレードをおこなってください。
相場は大衆心理で動いています。
その大衆心理を可視化したオープンオーダーは、バイナリーオプションを攻略するのに役立つ最強のインジケーターといっても過言ではありません。
ぜひ今後のトレードにオープンオーダーを役立ててください。
オープンオーダーを使ってトレードする前に覚えておくこと
オアンダ社が提供しているオープンオーダーは、バイナリーオプションを攻略するのに役立つことが理解できたと思います。
ただ実際にオープンオーダーを活用する際は、複数の画面を見ながらトレードをおこなうことになります。
オープンオーダーの情報は約20分に1回更新されるため、頻繁にチェックする必要があります。
そのため実際のトレードで活用する前に、オープンオーダーを使った取引に慣れるためにもデモ口座で練習しましょう。
またオープンオーダーだけを過信するのではなく、1つのエントリー根拠として考えるようにしてください。
相場の状況(トレンド、レンジ)を把握しながら、レジスタンスラインやサポートラインを把握することに活用しましょう。
相場にはあくまで確率論でアプローチしなければなりません。
もちろんオープンオーダーが機能しない場面もあります。
大切なのは「より優位性のある場面でトレードし続ける」ことだということを忘れないでください。
まとめ
以上、「オアンダ(OANDA)のオープンオーダーはバイナリーオプション攻略に役立つ最強のインジケーター!」について解説してきました。
オープンオーダーを知らなかった人にとっては、「そんな魔法みたいなツールがあるのか!」と感じたかもしれません。
ですが過信しすぎは禁物です。
あくまでも参考程度に活用してください。
より優位性のあるラインをオープンオーダーで把握することは、バイナリーオプションで勝率を上げるのに有効な手法です。
ぜひオアンダ社のオープンオーダーを活用してバイナリーオプション攻略に役立ててください。